川崎の営業権譲渡②
平行してビーコルとの交渉もしていたと伝えられるが、もしビーコルが最終的に営業譲渡していれば、ビーコル独自のストーリーは随分と変わっていったものになり、最初のファンがついていくか疑問。
いい意味でブースターと共に試合やブースター気質を醸造していったからだ。さて川崎はBリーグきっての強豪チーム。この資産をDeNAがどう使うのか興味深い。いよいよBリーグもプロスポーツビジネスの仲間入りと書いたが譲渡金額が300万円というのは球団価値を計算していないということ。まさに実験の場になる。
それではビーコルはというと絶対にB2降格はできなくなった。秋田のような降格組でもB1の上位チームの集客を誇り、1年で返り咲きが濃厚なチームもあるのだが、条件がまったく違う。
ここで降格してしまうと神奈川のプロバスケットチームは川崎ということで認識されてしまう。そうなった場合、主力選手の離脱は避けられないだろう。B1昇格は簡単にはいかない。新たなブースター獲得にも支障をきたす。
もう待ったなし。海賊の大逆襲を期待しよう。