川崎の営業権譲渡①
De NAが川崎を買収というニュースが巡っている。詳細は分からないが、いよいよバスケットもプロスポーツとして認知されてきたということだ。古くからの東芝ファンとして応援してきたブースターには複雑なものもあるだろう。
しかし一般的な企業にとってはあまりに当たり前な施策。野球を中心としたスポーツエンターテイメントを充実させようとしているDe NAにとってBリーグの強豪チームであり、東芝という企業の状況を考えると実にメリットのある取引と言える。
ベイスターズを弱小球団から日本シリーズ出場まで育てたフロント、育成プログラムを持ってすれば0からのスタートではなくある程度高い位置からのスタートはチーム強化やファン拡大の投資対効果も十分に採算が取れるとの判断であろう。
今後、野球とのコラボなど大資本をバックに更なるステージに突入する。ここでビーコルを含め、他のチームがどのように対応するのか、試合内容と共に興味深い。
人材か少なければ少ないなりに、資本が足りないなら足りないなりにチーム力で戦って行かなければならない。
他のチームからすると脅威かもしれないがBリーグ発展のためには喜ぶべきで、野球・サッカーに次ぐ第三のプロスポーツとしてバスケットが日本に根付くかの試金石の時と言えるのではないか。