これがダントツビリということか。1月27日28日 横浜VS名古屋
凌がインタヴューに答えていた「ダントツビリですから」というのをまざまざと感じさせられてしまった。前週の千葉はまだ上位チームにはこんな感じなんだろうというエクスキューズがあったけど、game1の横浜80-名古屋81、game2の横浜77-名古屋78というのは・・・。2試合で2点差ということは互角ということなんでしょうが、この差は大きい。
確かに審判は見ていてよくわからない判定もあったけど、game2の4Q横浜14-名古屋30というのはまずいでしょ。
ビーコルは川村が良い、サビートが良い、波があるけど細谷も凌も丈太郎もいい。大逆転もあるかもしれないけど、シーズンを考えると負けゲームで離されず任せられる選手、勝ちゲームで試合をコントロールできる選手がいない。これがダントツビリの試合運びなんですね。
ベテランが多くて大人のチームなんですけど、駆け引きができず正面からぶち当たって玉砕というイメージなんですね。でも何かやってくれそうだから好きなんですけど。どうなんでしょう?「絶対残留」は心臓に悪いです。ちょっとショックが続いて写真も添付できない精神状態です。
強い千葉ジェッツ!天皇杯優勝おめでとう。
これだからやめられないビーコルブースター 12月29日、30日VS滋賀レイクスターズ
この3点をどうして埋めるか12/23~24 VSレバンガ北海道戦
game1は途中リードをしたが後半北海道の追い上げ。しかし終盤細谷のバスケットカウントで追いついた。会場は熱狂。そこで痛恨のベンチテクニカル。北海道の逃げ切りで78-83の5点差負け。
game2は3Q追い上げ一進一退の攻防最後レジェンド折茂の3Pが決勝点、ブザービータを狙った川村の3Pがリングに嫌われ「THE END」77-80の3点差負け。
確かに5点差、3点差というのはこれまでのビーコルの試合と比べ進歩しているのだろう。満田の躍動はこれまでにないスピードをチームにもたらし、得点力もチームメンバーがまんべんなく取れるようになっている。
しかし私は思うのはこの3点差が近いようで非常に遠いようにも思うのである。北海道のプレーは当たり前のことを当然の仕事のようにこなしていた。プロのプレーとして面白みがあるのかと言われば、あまり面白くないのかもしれない。勝つためのプレーなのである。審判と喧嘩せず、ファールをもらう。FTをブーイングの嵐の中確実に入れる。苦しい時間を離されず凌ぐ。勝つためのプロの戦術であった。
もちろんそれができるのはチーム戦術の理解と徹底、タイムマネジメントが必要でありそのためにはセルフコントロールできる強いメンタルが土台にある。
残念ながらビーコルにはチームとしてセルフコントロールができず、自分たちのプレーで一杯になっているように見える。通常のチームならベテランがチームを引き締めるところが、けが人の関係で広い視野でチームをコントロールできる選手がいない。
この3点差を詰められるかが強いチームになれるか弱いチームに甘んじるかの差となる。尺野HC、ウィスマンの効果は出てきていると思う。後は選手が一歩超えられるかどうかだ。ブースターの期待に応えてこそプロ選手。
セルフコントロールという意味では厳しいホームゲームの中、笑顔を絶やさないB-Roseが一番プロらしいのかもしれない。
やっぱり勝負する相手が違った(12月20日対新潟戦)
水曜日という平日の中、提携を発表したミツフジ株式会社のバックアップもあり2700名を超える観客が国際プールを埋めた。ブースターの期待は富山戦に続く3連勝である。序盤から得点の取り合いでハイスコアーゲームの様相。このような試合展開は今まではなかったため新しい試合展開の引き出しが増えたことはよいお宝をゲットしたと言っていいと思う。特にJPの3Pは圧巻。富山戦での復帰から確実にチームを進化させている。
では終盤まで一進一退、リードする場面もあったのに負けてしまった要因はなぜだろう。今シーズン、審判のジャッジの問題が再三に指摘されている。国際水準ではない、ファールの基準に統一性がない。素人の私が見てもよくわからない部分が多いのだが、一つだけ言えるのは相手チームもその中で行っているということです。
ジャッジのレベルアップはそれとして勝たねばならない。技術的にはそのための修正が必要だ。だがもう一つ心の問題がある。判定は事実として受け止めて、それに対して怒る、受け流すという個人の解釈の違いであると思う。細かいルールは分からないが判定に対して説明を求めるといった行動でテクニカルは吹かれないのではと思います。(違っていたら指摘ください。)事実に対して怒ったり、罵倒したりすればテクニカルだし、(納得はしていないにしても)そうですかと受けえ流せば無用な笛は吹かれないのだと思います。
試合では、テクニカル→フリースロー→新潟からのスローインという場面があり明らかにチームの流れを切っています。
昨日の試合ではボクシングの村田諒太選手がゲストで来ており、バスケットの魅力は「一瞬で試合の形勢が変わるスリリングなところ。」と発言されていました。明らかにビーコルは自分の手で流れを切り、相手に渡すかっこになりました。
だれと勝負するのか。やっぱり相手チームです。そのためには選手、コーチ、ブースターを含め、セルフコントロールが重要なようです。ついつい熱くなるのがスポーツなのですが。頭の中は冷静にですね。難しい・・・・
チームスポーツは掛け算VS富山戦
12月16〜17の対富山戦。ビーコルブースターには夢のような2日間でした。game1では1Qから4Qまで全て制しての完勝。今までこんな試合見たことない。何?この安定感。
game2では前半リードを奪われ、このままでは3Qで更に離される展開ばかりだったのに3Qを25対10と完全制圧して逆転。僅差のゲームを最後にサビートのブロックで守りきる。こんな試合も見たことない。
この2つの試合展開を制したビーコルは今後に希望がもてますね。
尺野HC代理、ヴィスマンさんの練習やオフェンスプランが徐々に浸透してきているのでしょうが、私が一番感じたのはチームスポーツは掛け算だということ。
選手が日々練習をし、なにかのきっかけで高い次元に立つことはよく気づくことです。個人のスポーツは次のステージに上がっても個人の上がった分だけのレベルアップです。
しかしチームの場合は掛け算となってチーム力が上がっていくのですね。JPが戻ったことにより、ハシームが、ウイルが、満田の躍動により、凌や卓のプレーが見違えるようになる。この流れを持って走ってもらいたいですね。勝つことが一番の良薬ですが、最高の勝ちを奪ってホームに戻ってきました。年内の試合が楽しみです。(^^)
あとスポナビの解説の井口さんでした。最高ですね。バスケ大好き少年がそのまま大きくなったよう。また聴きたいです。
絶対に負けられない戦いがあるなんて思うな
12月14日(木)時点の横浜ビー・コルセアーズの成績は4勝17敗中地区最下位。というよりB1 18チーム中最下位です。東地区は最下位の栃木も先週のビーコル戦に連勝して10勝11敗前評判通り強豪チームが集結していますね。POのワイルドカードは全部東地区になりそう。
ここで中地区を見てみると三河が飛びぬけていますけど、2位以下は全部負け越しですね。ここできっかけをつかめばこの集団に入っていけそうです。西地区も琉球、京都以外は負け越しですから、当面のライバルはこの辺のチームになります。「きっかけ」という願望満載の言葉を使っていますが、是が非でも勝たなければならない。
もし降格ということになればチームの存亡を左右します。ビーコルブースターは熱狂的で有名ですが、降格しても秋田のようにチームも好調。B1復帰の可能性大、ブースターも昨年以上に盛り上がるということができるかは疑問。秋田の場合はバスケ王国でプロスポーツチームも少ないのでビーコルとは条件が違います。
神奈川の場合は野球(DeNA)、サッカーと他のスポーツの人気も高い。またこれが一番大きいと思いますが川崎をDeNAが買収しました。川崎の集客力はさらに向上し、バスケットといえば川崎というイメージが浸透してしまうでしょう。最高峰のカテゴリーからの降格はスポンサー離れを生むことは確実です。その結果運営資金減少、主力選手の移籍が想定されます。そうなればB2を1年で勝ち上がることすら困難になります。昨年の終盤「B1絶対残留」という言葉がSNSでタグつけされていました。これから更に盛り上がるだろうBリーグに乗り遅れることは、取り残されることは許させません。
12月のビーコル試合日程
12/16~17 VS 富山(富山市総合体育館)
12/20 VS新潟 (国際プール)
12/23~24 VS北海道(国際プール)
12/29~30 VS 滋賀(ウカルちゃんアリーナ)
12月は中地区中心に7試合残っています。少なくとも勝ち越して来年を迎えないと昨年以上の恐怖を味わうことになります。
しかし矛盾するようですが、絶対負けられないなんて思っていたら相手の思う壺です。そんなプレッシャーを感じずに自分のプレーを見せることに集中すべきです。一流のスポーツ選手が結果を残す時、最高のPLAYを目指して試合に臨むだけです。勝ち負けは単なる結果にすぎません。だからこそ良いパフォーマンスを残すことができるのだと思います。毎日ただただひたすらに準備を重ねるしかないのでしょう。繰り返します。「絶対に負けられない」などと思っているうちは、相手に付け入れられます。それでは勝てません。
『絶対に負けられない戦いがあるなんて思うな』
合言葉は
『自分たちを信じて最高のPLAYを見せようです』